植樹祭を執り行いました。
去る7月3日、境内(鎮守の杜)に
真榊の記念植樹をするにあたり、植樹祭を執り行いました。
この樹枝は昨年古稀のお祝いを迎えた
先輩神職から提供して頂いたものです。
今回はこの他に豊後梅を1本植えています。
榊はお祓いに用いる大幣(おおぬさ)、
臨時に神々をお招きする場合に使用する神籬(ひもろぎ)、
御神前にお供えする玉串などにも用いられ、
神道において重要視されている植物です。
玉串の由来ですが『古事記』の天の岩戸(あまのいわと)隠れの神話にあります。
天照大御神の岩戸隠れの際に、神々が行った祭りでは
真榊(神事に用いる榊の鉢植え)に玉や鏡などをかけて、
天照大御神の出御を仰いだことが記されています。
この神話にも榊が登場しており、神棚の榊を見るたびに、
現代でもその神話性が私たちに暮らしの中に
受け継がれていることに気づかされます。
榊の語源については諸説あり、
「神と人間の境界にある木→境の木」、
「常に葉が緑で栄える→栄える木」、
あるいは神聖な木を意味する「賢木」が転じたとする説があります。
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