お伊勢様の頒布
来年こそはコロナが終息しますように!
今年も残すところ2週間をきりましたね。
お正月行事の慣わしとして、新しい神宮大麻(伊勢神宮の御札)を享け、
神棚にお祀りすることになっているため、連日、氏子地域を歩き回り頒布活動をしています。
1年に1度、神棚に納めている御札を新しいものに取り替えることは、衰えることの無い神様のご加護(ご利益)を頂く意味で重要です。
秋田県民からすれば、伊勢の神宮(三重県伊勢市)は遥か遠くの神様、という感覚をもつ方も多いと思いますが、神道における中心的な神様(太陽神-天照大御神)に対する信仰に基づくものであり、お伊勢参りが大流行した江戸時代中期頃から全国的に広がりました。
江戸中期に活躍した国学者 本居宣長の和歌に この御神徳(神はたらき)を称えた以下のようなものがあります。
たなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の 恵えてこそ
(たなつもの もものきぐさも あまてらす ひのおおかみの めぐみえてこそ)
大半の現代人は自然科学が明らかにしたことと矛盾するものを 盲目的に信じることはできないと思われますが、宇宙を構成する物質と人間の組成は基本的にほぼ同じであり、人は呼吸や飲食物の摂取を通じて、絶えず大自然の環境とエネルギーの交換を行っています。
この世界の偉大な秩序や力を「神」と呼び称え、その働きを生きとし生けるものに対する慈悲恩寵と受けとめ、日々感謝することは、人間として当然のことではないでしょうか。
氏子地域以外の方でもお札を享けていただくことが可能です。
但し、職員が留守にする場合がありますので、事前に電話でご連絡をいただいてから神社にお出でいただければ幸いに存じます。
自分の住んでいるエリアが、何処の神社の氏子地域になっているかについて、各都道府県の神社庁に問い合わせると教えてもらえます。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- ブログ2024年11月26日永代祭祀墓のご紹介
- ブログ2024年10月3日七五三詣の受付中です。
- ブログ2024年9月4日令和6年の秋季例祭について
- ブログ2024年8月19日お盆の合同慰霊祭