装束の着方
一生勉強です。
先日、当神社の秋の例祭を執り行いましたが、
今年はコロナの感染拡大を防ぐため、私の1人奉仕となりました。
例年ですと、先輩神職を含め4人程度でご奉仕しています。
この影響を受けて困ったのは著装(ちゃくそう)でした。
装束を身につけることです。
一般の方も見るブログなので、専門的な話は避けますが、
神職はお祭りの内容によって異なる装束を使用します。
今回の場合、宵祭りが斎服(さいふく)、
本祭りは衣冠(いかん)という装束を使いました。
これらの装束を自分だけ(1人)で著けるのは略儀とされています。
禁じ手ということです。
着れないことはありませんが、
短時間で超正確にとなると、それなりの技術を要します。
普段は先輩神職が衣紋者(えもんじゃー著装の補助者)となり、
著けていただいていました。
これを文章とイラストだけから学ぶのは難しいのですが、
今では教材DVDまであります。
なんて便利な時代でしょう・・・
以下は宵祭りの記念写真です。
一番左側にいるのが斎服(さいふく)を着ている私です。
既に着崩れしていますね・・・ 修業が足りん!
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