神殿の上を人が歩く場合

敬意を失することに変わりはありません。

先日『中古住宅を買ったのですが、建物の構造上、
神棚の上が階段になっているため、人が神様の上を歩くことになります。
紙に「天」や「雲」と書いたものを神棚の上に貼れば問題無いと聞いたのですが、
それは本当でしょうか?』という質問を受けました。

家の設計段階では神棚を設ける予定が無く、
完成後、考えが変わってそれを設置するような場合、
神棚の上が人のいる部屋になってしまうような場合がありますね。
現代では、平屋より2階建て以上の住宅が多いので、
このようなケースが増えていると考えられます。

紙に「天」や「雲」と書いて貼るのは、この上は何もありません、
神様の上にあるのは雲だけです、という意味でしょうが、
これはあくまで便宜的なもの、苦肉の策にすぎません。
まあ気持ちは分かりますが・・・
やはり設計段階で注意が必要だと思います。

そのため、神棚の上を物置や押し入れなどにしているケースが多いです。

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浅舞八幡神社浅舞八幡神社 宮司
「浅舞八幡神社 宮司」の本多です。
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