伊勢神宮の御神札を頒布中です。
よい年でありますように・・・
いよいよ今年も残すところ僅かとなりました。
お正月の神祭りの準備として、連日氏子地域の家々に訪問し、神宮大麻(伊勢神宮のお札)を頒布しております。
三重県に鎮座するお伊勢さま(伊勢神宮)は総氏神(日本国民の守護神)と尊ばれ親しまれている「皇大神宮」天照大神を中心としたお宮です。
1年に1度お札を新しいものに取り替えることは、衰えることの無い神様のご加護をいただく意味があります。
天照大神は日の神さまです。お日さまがその光と熱であらゆる動植物を生成化育する実存の作用を神さまとして称え奉っています。
江戸中期に活躍した国学者 本居宣長の和歌にこの御神徳(神はたらき)を称えた以下のようなものがあります。
たなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の 恵えてこそ
(たなつもの もものきぐさも あまてらす
ひのおおかみの めぐみえてこそ)
大半の現代人は自然科学が明らかにしたことと矛盾するものを盲目的に信じることはできないと思われますが、宇宙を構成する物質と人間の組成は基本的にほぼ同じであり、人は呼吸や飲食物の摂取を通じて、絶えず大自然の環境とエネルギーの交換を行っています。
この世界の偉大な秩序や力を「神」と呼び称え、その働きを生きとし生けるものに対する慈悲恩寵と受けとめ、日々感謝することは、人間として当然のことではないでしょうか。
氏子地域以外の方でもお札を享けていただくことが可能です。職員が留守にする場合がありますので、事前に電話でご連絡をいただいてから神社にお出でいただければ幸いに存じます。
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