【24】旧招魂社

【24】旧招魂社

【24】旧招魂社

 第二次世界大戦後、遥拝殿は廃社となりましたが、昭和27年から満州事変・支那事変・大東亜戦争に於ける平鹿町戦没者662柱(柱とは神様を数える単位)の英霊をお祀りする慰霊施設に生まれ変わりました。そして、戦没者の遺族の方々を中心に毎年4月29日に慰霊祭が執り行われてきました。
 その後、平成20年に至り、戦争の記憶の風化、遺族関係者の高齢化が顕著となり、若い世代への神事継承が極めて困難になったため、英霊奉還の儀を執り行い、半世紀以上続いてきた招魂社としての歴史にも幕を閉じることになったのです。
 現在は明治時代からの遺跡として建物だけが残っています。

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